Ayawear生地編立工場ソトージェイテック 岩田宜弘社長にインタビューしました。

Ayawearは「尾州産地」生まれです。

愛知県・尾張西部と岐阜県・羽島地方にまたがるこのエリアは、奈良時代から続く、日本最大の織物の産地です。

とびきりのウールから紡がれた、細い細い特別な糸を、サラサラの布に織り上げてくれたのは、この尾州産地の西に位置する、岐阜県輪之内町の「ソトージェイテック」です。歴史ある土地で、確かな技術とノウハウを持つ職人がいる同社なら、この特別な糸をお任せできると考えて、お嫁入りをさせるような気持ちでお願いしました。

社長の岩田宜弘さんに、Ayawearへの思いを語っていただきました。

■ 特別な糸を、特別な布に

モノ作りって「誰のために何を作るか」なんですよね。どんな糸を使ってどんな生地にしようか、トライ&エラーを繰り返しながら少しづつ作り込んでいくっていうのが、私たちの理想の仕事です。

Ayawearは、豊島紡績さんが作った「特別な糸を使う」というところからスタートしました。「特別」って、やっぱり、ワクワクしますね。大量生産するものとは、わけが違います。しかも今回は、紡績会社が主導となって、企画から販売まで全てを行うという、一大プロジェクトです。その大事な工程を任されているんだという緊張感で、気も張ります。特別な糸だから、もっと特別な布にしてあげよう、と意気込みました。

この意気込みは、私だけではなくて従業員も同じです。もちろん、全員が製品開発まで携わっているわけではありません。でも、みんな、自分が手掛けた布の行方が気になっているんです。どんな製品になって、誰に届いたんだろうなぁって、ずっと考えているものなんです。いつもと違う「特別な糸」への思い入れはひとしおです。

■ 愛用者の生の声が、作り手の喜びになる

うちの従業員は、シャイな人が多いんです。「あの布でできた服、○○デパートで売ってるよ」って教えると、「別にいいよ」って言いながら、こっそり店頭まで見に行っちゃうわけ。それで、自分の知り合いには自慢したりしているの。職場ではポーカーフェイスなんですけどね。Ayawearは、着た人の反応や声がインターネットでリアルタイムで見られるから、彼らのやる気にも直結します。

大量生産型の服作りが増えてくると同時に、作り手であるメーカーの人が工場に訪れる頻度がめっきり減ってしまいました。Ayawearは、作り手同士が密に交流しながら完成させた商品です。ぜひ、愛用者の方々にも工場を見に来てほしいです。その時は、Ayawear着用でお越しくださいね。大切に作った布でできた服を、実際に着ている方の姿を見て、お声を聞かせていただけるのが、従業員にとってなによりの喜びです。